新規3人の感染確認 コロナ入院数は減少

和歌山県は5日、岩出保健所管内の60代団体職員の男性と20代アルバイトの女性、御坊保健所管内の40代男性会社員の3人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染者は累計173人。8人が退院したため、入院中の患者は38人に減った。

60代男性と20代女性は同居の親子。女性は7月29日からせきや全身倦怠感、発熱などの症状が現れ、19~30日の5日にわたり、大阪府内で友人との飲食や友人宅への宿泊などをしていた。

男性は8月1日からせきや全身倦怠感などの症状がある。2人とも病状は安定している。

40代男性は2日から発熱や関節筋肉痛などを発症しているが、病状は安定している。県外への外出などはしておらず、感染ルートは不明。

入院中の海南保健所管内の60代男性は依然として病状が重篤であり、岩出保健所管内の40代男性は肺炎の症状が悪化し、酸素投与が必要となっていることが明らかとなった。

記者会見で県福祉保健部の野㞍孝子技監は、クラスターとなった日本競輪選手会和歌山支部と訪問介護サービス関係のPCR検査実施状況を公表。競輪関係は37人全員の検査がすでに終了しており、訪問介護サービス関係は、対象者130人のうち県外の1人を除く129人の検査結果が判明し、新たな陽性者はいなかった。

 

クラスター関係の検査がほぼ終了したことを明らかにした野㞍技監

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