くるみん認定 和市のセイコーメディカルに 

厚生労働省が子育てしやすい職場環境づくりに取り組む企業を認定する「子育てサポート(くるみん認定)企業」に、セイコーメディカル㈱(和歌山県和歌山市築港、高橋正和代表取締役社長)が認定された。県内の認定企業は18社目となる。

「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、女性の育児休業取得率が75%以上、配偶者が出産した男性労働者に占める育児休業など取得者の割合が7%以上など、子育て支援の取り組みや行動計画を一定以上達成した企業が認められる。

同社は医療機関に対して備品・設備の提案、導入後のアフターケアなどを行う。近年は介護作業も手掛け、福祉用具の貸与や購入、住宅の改修提案、施工にも力を入れている。労働者数は201人。うち女性は53人。2017年4月からことし3月にかけて行動計画を実施し、女性労働者の育児休業取得率100%、小学校就学までの時差出勤制度の導入、部署単位での有給休暇取得率を計画策定前年以上を目標に設定し、達成するなど、認定基準を全てクリアした。

同社は「子育て世代の社員が多くいる会社。営業職、事務職を問わず仕事と子育てが両立できる働きやすい職場を目指します」とコメントしている。

認定証を手に取締役管理部の二位規雄部長㊨と経理総務人事グループの仁木由美子グループ長(和歌山労働局提供)

認定証を手に取締役管理部の二位規雄部長㊨と経理総務人事グループの仁木由美子グループ長(和歌山労働局提供)

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