ドライブ観光推進 JAFと和歌山市が協定
日本自動車連盟(JAF)和歌山支部は7日、和歌山県和歌山市と観光協定を締結した。同支部が県内の自治体と観光協定を結ぶのは15例目。双方の資源を有効活用し、地域へのドライブ観光客の誘致、観光振興や会員サービスの向上を図る。
JAFの会員数は1967万人(6月末現在)で、和歌山支部は16万2036人。ウェブサイト「JAF」ナビで道の駅「四季の郷公園」などドライブコースを紹介し、地域の活性化につなげる。
またJAF会員向け優待サービスの実施で、地域での消費促進・リピーター獲得を行う。名産品・特産品のPRや会員向けイベント、ツアーの実施といった観光客の誘致なども手掛ける。
お薦め施設などを年10回JAF会員に送付する機関誌『JAF Mate』『JAF PLUS』(全国約1280万部発行)などに掲載し、自治体と連携して地域振興につながる情報を届ける。
市役所で行われた締結式で、JAFの海瀬隆太郎支部長と尾花正啓市長が協定書に署名を交わした。
尾花市長は「全国的にネットワークのあるJAFの協力はありがたい。和歌山の良いものをPRしていただければ」、海瀬支部長は「県内15の自治体とさらなる強固な連携を図り全国の会員にドライブプランや観光の紹介をし、さらなる観光客の誘致を図り地域振興に結び付けたい」と話した。
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