新たに6人が感染 全員が田辺保健所管内

和歌山県は19日、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。

6人は全員が田辺保健所管内在住で現在医療機関に入院している。うち4人が無症状で2人も病状は安定している。

6人のうち3人は17日に感染が発表された20代女性の同居家族。それぞれ80代無職女性、50代地方公務員の女性、10代の会社員男性。濃厚接触者として検体採取を受け、19日に陽性が判明した。50代女性は田辺市の職員。福祉関係の業務に携わっており、最後の勤務は14日。

クラスターが発生した田辺市のバー「バウンド・ビー・プラス・ループ」関係では、同店を訪れた20代無職男性の感染が判明。また、同市の飲食店「ねむの木食堂」の30代女性の子ども2人が感染したことも判明。2人は幼児の女の子と乳児の男の子で幼児は16日に37・5度の発熱、乳児は12日に38・5度の発熱があった。

19日夕方に県庁で記者会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は田辺市のバー関係の感染者が計12人となったことについて「若者を中心にかなり長時間飲食やカラオケをしていた。危険なことはお控えいただきたい」と呼び掛けた。

県内の感染者は累計215人。35人が入院している。

6人の感染を発表する野?技監㊧

6人の感染を発表する野㞍技監㊧

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧