行く夏惜しむ音色 宇賀部神社なごり風鈴

和歌山県海南市小野田の宇賀部神社(小野田典生宮司)境内の木々に風鈴がつり下げられ、行く夏を惜しむかのように優しい音色を奏でている。

同神社によると、「なごり風鈴」と呼び、邪気をはらう意味を込めている。風鈴は、このほど同神社で行われた「夢風鈴まつり」で使用したもので、地域の伝統工芸、漆塗りの技法を用いて作られている。

数は約30個。静かな風情を感じさせ、秋ごろまでしばらくはつるすという。

小野田宮司は「緑色の葉に映えるなごり風鈴をお楽しみください」と呼び掛けている。

境内の木々につり下げられた風鈴

境内の木々につり下げられた風鈴

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧