宿泊施設での療養危険 知事が政府方針批判
仁坂吉伸知事は1日、和歌山県庁で定例記者会見を開き、政府が無症状や軽症の感染者を宿泊施設で療養させる方針を打ち出したことについて「宿泊施設での療養を第1義的に考えるのはどうなのか。自宅療養はもっと危険だ」と述べ、否定的な考えを示した。
仁坂知事はこれまでにも、政府が軽症患者に自宅療養を呼び掛けていることに対し批判してきた。
新型コロナウイルスの感染拡大状況については「全国的に感染者がだんだん減っており、和歌山は急速に落ち着きを取り戻しつつある。入院患者もずいぶん減った」との認識を示す一方、「東京や大阪などでは亡くなっている方もいる。日本全体として封じ込めに成功しているわけではない。いつも用心しながら対応しなければいけない。それほど楽観はしていない」と引き続き感染拡大に警戒する必要があるとの考えを示した。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 森づくり基金に寄付 オークワとサントリー(04/20/2024)
- 能登半島へ義援金 市和商・市高野球部OB会(04/20/2024)
- 郷土の農林水産業学ぶ 小学5年副読本寄贈(04/20/2024)
- お酒は20歳になってから 中学生らが啓発(04/20/2024)
- 県内公立小中335校で 全国学力テスト(04/19/2024)