低濃度でコロナに効果 オゾン発生器に注目

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、オゾンガスのウイルス除染効果が注目されている。藤田医科大学(愛知県豊明市)の研究グループにより、人体に影響のない低濃度のオゾンでも新型コロナウイルスを不活化することが世界で初めて実証され、和歌山県内でもオゾン発生器の取り扱いが始まっている。医療施設や教育機関、社内やイベント会場など、多くの人が集まる施設に設置することで、感染リスクの軽減が期待される。

オゾンガスは以前から多くの病原体を不活化する効果があることが知られ、新型コロナウイルスにも効果があることがすでに報告されているが、これまでの実験は高濃度(1・0~6・0ppm)のオゾンを使用しており、人体への毒性が懸念されていた。

藤田医科大学ウイルス・寄生虫学講座の村田貴之教授らの研究グループが8月26日に発表した最新の研究成果によると、0・05~0・1ppmのオゾンガスを使用して実験を行い、人体に影響がないとされる低濃度のオゾンガスでも新型コロナウイルスの除染効果があることが明らかになった。

医療機器メーカーの㈱タムラテコ(東大阪市)のオゾンガス機器は、新型コロナウイルスの流行以前から防衛省や消防庁、全国の消防などで採用され、救急車への搭載などの実績がある。

高性能フィルター付きで室内環境を計測できる空気清浄機能付きオゾン除菌脱臭器「Loop」(税別3万5000円)や、コンパクトで消臭や除菌の力が強力なオゾン発生器「Lyon3・0」(同5万5000円)、手の平サイズで充電式、気になる場所を自在に消臭、除菌できるオゾン除菌脱臭器「Duo」(同1万8000円)、空気清浄機能付きオゾンエア消臭・除菌機「Declean」(同29万8000円)などを製造している。

タムラテコのグループ会社で販売元の㈱Deportオゾン事業部の奥山泰義さんは「オゾンは除菌力が強く、酸素から作ることができるので備蓄がいらないのも特徴」と話す。

県内では、医療食品などを扱う商社・㈱季風(Deportグループ、和歌山市坂田)が代理店、㈱和歌山新報社(同市福町)、華月殿(同市屋形町)が取次店となっている。

季風の仲岡志津社長は「クオリティーが高く安心して使える。新型コロナウイルスと共存していかないといけなくなっている。対策に役立てていただきたい」と話している。

問い合わせは季風(℡073・473・0388)または和歌山新報社(℡073・433・6111)。

 

季風の仲岡社長㊨と和歌山新報社の津村社長

 

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