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６日～７日に接近か　台風10号大雨強風に警戒を

特別警報級に発達し、強い勢力を保ち日本に接近している台風１０号について、和歌山地方気象台は６日から７日にかけて和歌山県内で高波と大雨、強風となる可能性があるとして注意を呼び掛けている。

同気象台によると、台風は九州に接近、上陸する見込みで、和歌山は暴風域に入らないと見られる。南から暖かく湿った空気が流れ込み、６日夜から７日にかけて南部を中心に大雨になる恐れがあり、雨雲が発達した場合には警報級の大雨になる可能性もある。

また大気の状態が不安定なため、竜巻のような突風が起こる可能性もあるという。風は７日、紀伊水道を中心に南寄りの強風が吹き、満潮時刻には高潮の被害が出る恐れもある。

台風は６日に中心気圧９１５ｈＰａ（ヘクトパスカル）、最大風速５５㍍、７日に９４０ｈＰａ、最大風速４５㍍になると予想され、進路上の海水温は２８度以上で、勢力を保ったまま日本に接近する。警報級の大雨も予想されることから、浸水や土砂災害に警戒が必要だとしている。