隔たりが温かみに 紀州材パテーション窓口に
和歌山県田辺市の中辺路町森林組合(岡上哲三組合長)は、紀州材の認知を広めようと、スギを使ったパーテーションを制作している。現在、県庁や同市の公共施設などの他、県の企業の森制度で共に森林保全活動のパートナーとして携わっている日本たばこ産業㈱(JT)大阪支社や和歌山支店の受付にも、PR用として設置している。
JT和歌山支店にあるパーテーションは高さ98㌢×幅96㌢だが、オーダーメードのため大きさは臨機応変に対応する。今後はヒノキでも作る予定だという。
隔てているのはアクリル板だが、外枠の木の部分のみの納品も可能。価格はアクリル板付きが1万5000円~(木枠のみは1万円~)で要相談。
JT和歌山支店従業員は「ウイルス感染症の予防を目的としたパーテーションですが、紀州材を使うことで隔たりが温かみに感じられると思います」と笑顔。同支店を訪れる人たちからも好評だという。
同商品の問い合わせは中辺路町森林組合(℡0739・64・0018)へ。
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