『海難1890』上映会 田中監督トークも

1890年に串本町樫野沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の史実などを題材にし、2015年に公開された日本トルコ合作映画『海難1890』の上映会が11月23日午後2時から、和歌山県和歌山市の県民文化会館小ホールで開かれる。田中光敏監督のトークショーもある。

県、県文化振興財団が主催。紀の国わかやま文化祭2021応援企画として実施する。

映画は、海難事故と、その95年後のイラン・イラク戦争時のトルコ航空によるテヘラン在留邦人救出の二つの史実を軸に、両国の深い友情を描いた超大作。第39回日本アカデミー賞で10部門を受賞した話題作で、内野聖陽、忽那汐里、ケナン・エジェ、夏川結衣、竹中直人らが出演。地元エキストラを募り、串本町でも撮影が行われた。

入場無料だが、整理券(先着)が必要。新型コロナウイルス感染症対策として、定員は166人。整理券は9月12日午前10時から、同館や粉河ふるさとセンターなどで配布する。問い合わせは同館(℡073・436・1331)。

日本とトルコを結ぶ感動の物語

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