秋感じる黄金色の田 稲の刈り入れ最盛期
彼岸の入りが間近となり、和歌山県内各地で稲刈りが最盛期を迎えつつある。和歌山市の東山東地区の田んぼでは、黄金色に色づいた稲穂がたわわに実り、農家が刈り取り機で作業をする周りを赤トンボが飛び回り、秋の訪れを感じさせる光景となっている。
田んぼで作業をする農家の男性は、まだまだ暑い昼間の日差しの中、タオルでまめに汗をぬぐいながら稲を刈り入れていた。
作業を見つめていた地元の女性は「こんな光景は昔はどこでも当たり前だった。稲穂のように頭を垂れて、自然や人に対して、感謝とか謙虚になることの大切さを忘れてはいけないね」と懐かしむように話していた。
JA和歌山中央会によると、県内の稲刈りは盆の頃から始まっており、10月中旬ごろまで各地で続けられるという。
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