子どもの夢を育む キーノで体験イベント

子どもたちがものづくりを楽しむイベント「Kids fun holiday」が19日から4日間、和歌山市駅複合施設キーノ和歌山で開かれた。

和歌山県内の若者が中心となって毎年実施している「紀州夢祭り」が新型コロナウイルスの影響で中止となり、同祭実行委員会が代わりに子どもたちに夢を与えられるイベントをしようと実施。これまでに祭りで関わってきた人々の協力を得て、日替わりのアクセサリー作りやカレンダー作り体験の他、フェスタ・ルーチェとのコラボレーションによるくじ引き、枚数限定のオリジナルTシャツ作りなどが行われた。

Tシャツ作りでは、キーノのマスコットキャラクター「キノまる」が「ゆめ」と書かれた買い物用カートを押すイベント限定デザインのTシャツに子どもたちがペンで好きな色を塗り、自分だけのTシャツを作った。

また、会場の「夢の木」には子どもたちが葉っぱを模した紙に夢を書いて飾り、木をどんどん茂らせていった。木はイベント終了後に展示する予定。

紀州夢祭りの前川圭吾実行委員長(28)は「子どもが全身で楽しんで大人になった時に楽しかったと思い出してもらえるよう、子どもが主役になるブースを作った。夢祭りだけでなく、きょうのようないろいろな形の発信をしていけたら」と話していた。

 

好きな色をTシャツに塗る子ども

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