施設使用料の減免要望 文化団体など有志

和歌山市内で活動する演劇や音楽関係者らによる「文化施設を利用する団体・個人の有志の会」はこのほど、市が管轄する文化施設の使用料を当面無償か減額するよう求める要望書を、尾花正啓市長に提出した。

同会には、市内の文化施設を利用して活動している17団体と72人が参加。新型コロナウイルスの影響により、文化活動は中止や延期が相次ぎ、現在もホール使用の人数制限などがあり、入場料収入の激減への対応など、文化団体は組織の維持や財政面での苦境が続いている。

要望書によると、全国736の劇場、ホール、会館などで使用料の減免など何らかの支援事業が行われ、近畿では和歌山を除く5府県、139施設で実施されている。

和歌山市に対しては、ことし1月にさかのぼり、市管轄施設の使用料を当面無償にするか、少なくとも半額以下とするよう求めている。

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