顧客満足度向上へ 紀陽銀宮北支店が移転
㈱紀陽銀行(和歌山県和歌山市本町、松岡靖之頭取)は5日、宮北支店を同市黒田251番地に新築移転した。オープニングセレモニーには松岡頭取、向井守寿東和歌山支店連合店統括支店長、宮北支店の石倉久実代支店長が出席し、テープカットで開店を祝った。
新店舗には、同行で初となる総合受付(ファーストコンタクトカウンター)を設置。利用者の目的別に案内をする専任のコンシェルジュを配置し、タブレットを操作して必要な伝票(入出金・両替・振り込み)を作成し窓口に提出するスムーズな手続きを可能とする他、スマートフォンで簡単に取引ができる、同行推進のアプリ「キヨスマ!」の体験スペースを設けた。
同支店は第5次中期経営計画の主要戦略「Change 競争力を拡大する新しい営業体制の構築」の一環として、同時に水道路支店と太田出張所を移転統合するブランチインブランチ方式を採用。また、同支店は東和歌山支店のサテライトとして、テレビシステムを使って東和歌山支店と取引なども行う。
同行の経営企画部では「今回の店舗ネットワーク再編により店舗運営のさらなる効率化を図るとともに、店舗の集約により創出された経営資源を再配置することで、これまで以上に質の高い金融サービスを提供する」としている。
移転統合に際し、2支店1出張所の店番・店名・口座番号の変更はせず、これまで使用していた通帳・証書・カードなどは継続して利用できる(一部手続きが必要な場合あり)。
営業日時は窓口が平日午前9時~午後3時、ATM(6台)は午前7時~午後9時(ロビー内の2台は窓口の営業日時に準じる)。
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