コロナ対策に 紀陽銀が検査関連機器寄贈
新型コロナウイルス感染症の対策に役立ててもらおうと、㈱紀陽銀行(本店=和歌山県和歌山市本町)は5日、検査関連機器などを県に寄贈した。
寄贈したのは検体前処理装置1台、検体保存用超低温フリーザー2台、新型コロナウイルス検出試薬キット30キット(1キット100検体分)。検体前処理装置と検体保存用超低温フリーザーは環境衛生研究センター西館に設置される。寄贈した機器を金銭に換算した額は1125万7400円。
同日県庁で贈呈式があり、同行の松岡靖之頭取が仁坂吉伸知事に目録を手渡し、仁坂知事から松岡頭取に感謝状が贈られた。
仁坂知事は「こういう機械があると効率よく仕事ができる。本当にありがとうございます」と感謝。松岡頭取はコロナの影響で経済的な打撃を受けた企業の資金繰り支援を行っていることを説明した上で、「少しでも病院関係者の皆さま方のお役に立てれば」と話した。仁坂知事は企業の事業継続について「継続して仕事ができるように何とか持ちこたえてほしいと思う」と話していた。
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