阪和HDが本格始動 信頼のパートナーに

和歌山市に本社を置き、建設業界で活躍する㈱阪和総合防災(鷹匠町、田村忠之社長)と第一電機設備工業㈱(下町、野井和重社長)は、ことし5月に持ち株会社「阪和ホールディングス㈱」(鷹匠町)を設立し、新たなスタートを切りました。

田村社長(34)は以前から同志を集めてHD(ホールディングス)化したいと考えており、ことし4月に父親の雅之前社長(現会長)から事業を引き継ぎ社長に就任。また、野井社長(56)も跡取りの問題で6年ほど前から事業承継について考え始め、その後に父親の晋会長の死去もあり、事業承継への思いが強くなったそうです。

両者は同じM&A仲介会社で相談しており、野井社長に大手企業からM&Aの話があったものの、決断に踏み切れなかったそうです。パートナーを探していた田村社長と野井社長の担当者が同じだったことで、野井社長と話し合いたいとの旨を田村社長が担当者に伝えたところ、すぐに両者の対面が実現。田村社長の「地元の建設業界はもちろん、関西そして日本を盛り上げていきたい」との思いに野井社長は心を打たれ、手を組むことになりました。

阪和HDの社長には田村社長、専務には野井社長が就任。田村社長にとって野井専務は安心して頼れる存在。野井専務は田村社長のことを時代の先読みがうまく柔軟な発想を持つ良きビジネスパートナーと話し、互いに信頼を寄せています。

田村社長は「地域貢献はもちろん若い人材雇用創出のためグループ拡大し、魅力ある企業として成長していきたい」と考えを示しました。

野井専務は「会社自体はいい状態を保っているので、世間でいうM&Aのマイナス要素はない。HDになり、今からワクワクしている」と晴れやかな表情。

両社の得意分野を伸ばして足りない部分を補完し合うことで相乗効果が生まれる、これからの同HDの動向に注目です。

ガッツポーズする阪和HDの田村社長㊨と野井専務

ガッツポーズする阪和HDの田村社長㊨と野井専務

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