新型コロナ対策へ 池内興業が検査を開始

特殊清掃を行う池内興業合同会社(和歌山市松島、池内康二社長)はこのほど、行政からの許可を得て民間で県内初の新型コロナウイルス遺伝子スクリーニング検査を始めました。

同検査をするには衛生検査所登録証明書が必要で、同証明書の取得には指導監督医、実務経験を要する精度管理責任者と遺伝子検査における精度管理責任者を設置し、さらに管理者代表には原則として3年以上の検査業務の実務経験などが求められています。有資格者でかつ経験者をそろえるのは容易ではないが、同社はこれら全ての要件をクリア。血液や尿の検査ではなく、微生物と遺伝子のみに特化した検査を同市の事務所の一部を改装して機器を導入、検査を開始することとなりました。

同検査は無症状の人を対象とする遺伝子検査で、PCR法と同等精度のLAMP法で実施。検査当日に結果判定が出て、1週間程度で対象者に郵送します。

費用は税別で個人の場合は1回2万5000円、法人・企業(定期契約の場合)は1万5000円。ともに税別で保険適用外となっています。

同社は一日最大70件の検査が可能で、すでに社会福祉施設の職員などの検査を実施しています。今後は市の保健所との連携を図りながら新型コロナ患者対応の病院などから検体の受け入れをすることになっています。

これまで消毒を中心に事業を進めてきた池内社長(36)は「今回の新たな事業と併用して新型コロナ対策はもちろん、今後の感染を未然に防ぐものとして遺伝子検査を活用してもらえれば」と話しています。

問い合わせは検査専用ダイヤル(℡073・460・7221)。平日午前9時~午後5時。

検査機器を前に池内社長

検査機器を前に池内社長

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