地元と密着してこそ政治家 和歌山のことを一番に考える

門 博文

「ふるさとのチカラ」という本を出版いたしました。巻頭の二階幹事長、みのもんたさんとの鼎談で国会議員の仕事を語っていただきました。
 僕らの周りの議員が言うには、「二階幹事長って一年のうちにどれだけ和歌山へ帰るんか」って聞くわけですよ。それは、ほとんど帰らないと思っている前提があるんですが。
みの とんでもない、まめに帰っていらっしゃいます。
 そうです、幹事長は基本は全部帰ると。よっぽど、のっぴきならないこっちでやらなきゃいけない事とか、よそへ出張に行かなきゃいけない用事があるときだけ帰れませんけど、基本的には毎週和歌山へ帰る、っていうそのサイクルをずっと、今、ここになられても守られているっていう。この和歌山に対する思いを幹事長から率直なところを聞かせていただきたいんですけれども。
二階 まず、地元の声を聞いて、それを国政に反映させるっていうのは国会議員の仕事であると同時に、和歌山のような、どちらかというと、まだまだ発展途上にある数々のテーマを持っている、こういう県の者は、地域でピストンのように往復しながらやっていくっていうのが本当の政治であって、何回当選したからとか、選挙の心配がないから、ということで、なんか特別考えている人がおったら、どっか間違っているんじゃないかって私は言いたいですね。やっぱり地元と密着して、地元の意見を聞く、ということじゃなかったら、政治家といえないよ。東京生まれの評論家でも、言うだけだったら政治家よりもっと立派なこと言うじゃないか。それじゃ駄目なんだよ。それだけじゃあ、と私はそう思います。
 だから、よく幹事長から、われわれは毎週帰って、地元と東京を往復して、週末に宿題もらったり、自分でいろんなことを考えてきて、またそれを東京に持ってきて、という繰り返ししろっていうことを言っていただきますけれども。本当に「和歌山のために働くんやぞ」って言って、いつもご指導をいただくわけです。ともすれば、国会議員やからええかっこに、国のため、とかっていうことを言う人たちも中にはおるんですけど、幹事長は終始一貫、「われわれは和歌山の人に和歌山を少しでもよくするために、という思いを背に受けて、この場に送ってもらっとるんやから、和歌山のことを一番に考えるのは当たり前や」って言われるんですけど、その辺りはみのさん、お聞きになってどうですか。
みの 二階先生は、あるとき、「地元を大事にするのは当たり前だ」と、何かの記者会見でテレビで拝見して言っていました。そのとおり。本当に地元を大事にしている。だから、国会議員になって要職に就くとなかなか確かに多忙になりますから、国元に帰れないこともありますけれども、二階先生は、例えばある例を言いますと、大阪で会合があったとします、京都で会合があったとします、朝一番で天王寺ですか、あそこから汽車に乗って、和歌山に入って、すぐに仕事をしてまた戻って、それで、その日のうちに東京に戻って。毎日でも往復していましたよ。そのタフさはすごいと思いますよ。そういう意味で、地元を大事にする。大変貴重な先生だと思います。
どうも最近の国会議員の先生がた、東京の住まいが立派になりすぎて、なかなか国元に帰らないっていう方がいらっしゃいます。これ、事実帰らない方もいます。ですから、地元の皆さんから、先生全然姿見ない、寂しいよ、って言われる先生もいると思うけど、これは二階先生を見習って、それだけ今、交通が便利ですから。
 そうですね。
みの できますから。日帰りでも何でも。
二階 頑張って。

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