らせん打ち楽に ナカヤマ機械と小松原が開発

小型移動式クレーンの販売修理を手掛けるナカヤマ機械㈱(奈良県五條市、中山幹啓社長)と、ゴム設備機械やマイクロ波加熱設備機械などを製造する㈱小松原(和歌山県和歌山市築港、玉置篤社長)は、油圧式らせん杭ねじ込機「楽くるショベル」を共同開発し、販売を始めました。

きっかけは約2年前、かつらぎ町でビニールハウスを設置する専門業者が中山社長のもとを訪れ「機械を使って杭打ちできないか」との問い合わせがあったことから。

業者は「穴掘りや杭打ちの専門業者は手動で地盤に杭を打っている。重労働で、かなりの時間を要している」と話し、中山社長が交流のある玉置社長に相談。小型ショベルの先端部分に交換可能な杭を取り付けるアタッチメントを1年半かけて開発した。専門業者が実用テストを行い、改良を重ねてようやく販売に至りました。

「楽くるショベル」と名づけられたアタッチメントは、硬い地盤に対し、小型ショベルの油圧動力を使い、らせん杭1本あたり5~10分程度で打ち込みができます。同製品は受注生産で価格は150万円(税別)。デモ機を用意しているので、利用したい場合は事前に問い合わせてください。

中山社長は「高齢化の進む農家やビニールハウス設置専門業者はもちろん、行政や農協など地域の農業従事者への貸し出しができるように利用が広がっていけば」と、日本の農業を守り、発展を願う思いを話しています。

問い合わせはナカヤマ機械(℡0747・22・1007)。

楽に杭が打ち込める「楽くるショベル」

楽に杭が打ち込める「楽くるショベル」

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