紀州生レモンケーキ 県がCF活用支援
クラウドファンディングを活用した和歌山県内事業者の取り組みを支援する県の事業対象に認定されている㈱コンフォート(和歌山市禰宜、山添利也代表取締役)のプロジェクト「実力派パティシエが限界に挑む【口どけ黄金律】紀州プレミアム生レモンケーキ」が31日まで行われており、目標額を大きく上回る好評となっている。
プロジェクトの中心は、和歌山の厳選素材で作るスイーツブランド「KANOWA」を企画、運営する山添代表。KANOWAの菓子は、同市の洋菓子店「パティスリー エルヴェ」の2代目オーナーシェフ、橋本憲司さんが手掛ける。
和歌山の優れた素材を生かした生スイーツを作ろうと、和歌山が全国3位の産地であるレモンに注目し、広川町の山地で露地栽培されている「紀州レモン」を使用。社会福祉法人一峰会が菓子にする前段階のレモンの加工を担当している。
完成した紀州プレミアム生レモンケーキは、レモン味のレアチーズ生地とレモンカスタードが、口に入れたときに同時に溶け合うよう緻密に計算された「口どけの黄金律」を実現し、雪のような口どけと、濃密なレモンのバランスが楽しめる一品という。
プロジェクトへの支援はクラウドファンディングサイト「Makuake」で31日まで受け付けており、23日時点で目標金額の20万円に対し、120万円を超える支援が寄せられている。
県は認定したプロジェクトに対し、県内金融機関や支援機関と連携して実現に向けた支援を行い、その後の事業展開も後押しする。
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