貸し切りバスの換気、安全性をPR 県協会

新型コロナウイルス対策として和歌山県バス協会は24日、和歌山市湊の和歌山運輸支局内で、利用者が安心して使えるよう大型貸し切りバスを使い安全性をPRするイベントを開いた。旅行会社の関係者ら約90人が集まった。

近畿運輸局によると、対前年度比で県内の貸し切りバス事業者の営業収入は5月~8月で100%~91・2%の減収と厳しい状況。

イベントでは、大型観光バスを使い、バス車内に空気の流れが見えるようにスモークを発生させ、自動車メーカー担当者が状況を説明。外気循環と室内空気の強制排出で、約5分間で空気が入れ替わる様子をPRし安全性を訴えた。

同協会の久保洋介会長は「貸し切りバスは安全安心な乗り物だと認識していただき、一人でも多くの方にご利用いただければ」と話した。

 

濃いスモークも5分で換気

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