密避け成人式2部制に、時間も短縮 和歌山市

和歌山市は、2021年の成人式「はたちのつどい」について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場で参加者が密集しないよう2部制で実施することを決めた。紀の川を境に北部と南部に分け、オープニングやアトラクションなどを省略し、式典の時間も90分から35分に短縮する。

市によると、21年「はたちのつどい」は1月10日に小松原通の和歌山県民文化会館大ホールで開催。正午から南部地区の式典を行い、座席や手すりなどを消毒の上、午後3時から北部地区の式典となる。

近年の市の新成人は約3600人で、例年は半数程度が式典に出席している。対象者の内訳は南部が6割、北部が4割程度のため、例年並みの出席者数であれば、いずれも大ホール定員の半数程度までで収まる。

当日、発熱や風邪症状がある人は参加を自粛してもらい、出席者はマスクを着用し、受け付け時に検温と手指の消毒を行う。入場時には入り口前に人が密集しないよう、扉ごとにレーンを設ける。

 

2020年の「はたちのつどい」

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