西村経済再生相が来県 団体幹部と意見交換

西村康稔経済再生担当大臣が14日来県し、和歌山市内で県内経済団体幹部、仁坂吉伸知事らと意見交換を行った。

経済団体幹部との意見交換で、西村大臣は新型コロナウイルスの感染拡大状況について「全国的に感染者が増えており危機感を強めている。これ以上の流行にならないように(感染拡大を)抑えていかないといけない」と危機感を示し、職場や会食関係で多くのクラスターが発生していることにふれ、「休憩室、喫煙室などで緊張が薄れた時に感染が広がりやすい」と注意喚起。「テレワークができる人はできるだけテレワークをしてほしい」と呼び掛けた。

県商工会議所連合会の勝本僖一会長は「新型コロナによる経済への影響が深刻化する中、政府には前例のない多種多様な施策を打っていただいている」と感謝。多くの小規模事業者が支援策を活用して事業継続や雇用維持に努めていることを話し、「引き続きご支援をお願いしたい」と求めた。

西村大臣は報道陣の取材に「和歌山県のクラスター対策はわれわれも参考にさせていただいている。きょうは特に保健所の機能の重要性を痛感した」と話した。

意見交換する出席者ら

意見交換する出席者ら

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