介護職員ら感染 新型コロナ県内308人に

和歌山県は13日、新たに県内の5人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。うち1人は奈良県内で感染が確認されているため県内の感染者には含めない。県内の累計感染者数は計308人となった。27人が入院している。

県によると、5人の感染者の居住地別の内訳は岩出保健所管内1人、御坊保健所管内1人、橋本保健所管内3人。

岩出保健所管内では、50代自営業男性が感染。12日に感染が発表された60代女性の知人で8日から発熱があり、12日に濃厚接触者として検体を採取したところ陽性が判明。現在は入院しており症状は安定しているという。

橋本保健所管内では、30代無職男性、20代医療従事者女性、50代介護事業所職員女性の感染が判明。50代女性は同保健所管内の介護事業所に支援員として勤務。ヘルパーの資格を持ち、入所者のさまざまな世話をしていた。9日から19日にかけて全身倦怠感があり、11日には37・3度の発熱があった。12日に医療機関を受診し、検体採取。13日に陽性が判明した。現在は入院中で症状は安定しているという。県は同居家族の他、施設の入所者と職員計97人を検査する。

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