橋本で飲食店クラスター 県内累計346人に

和歌山県は18日、県内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染者数は累計346人、入院中が52人となっている。

感染者の保健所管内別内訳は和歌山市3人、橋本3人、田辺1人、岩出1人。

複数の利用者の感染が確認されている飲食店「創菜こころ」(橋本市)関係では、同店店主の40代男性、従業員の60代女性の感染が新たに判明。同店関係の感染者は計7人となり、県はクラスターと認定した。

県立医科大学付属病院紀北分院に勤務するスタッフ計3人の感染も判明。3人は診療補助スタッフの30代女性(橋本管内)と、いずれも和歌山市の診療放射線技師の60代男性、50代男性。診療補助スタッフの感染が17日に判明し濃厚接触者を調べたところ、診療放射線技師2人の感染が判明した。同分院は18日から新規外来患者の受け入れを停止している。

また、和歌山市の50代無職女性、岩出管内の40代自営業男性、田辺管内の60代会社経営男性の感染も判明。50代女性は16日に感染が発表された40代男性の同居家族、40代自営業男性は17日に感染が発表された60代男性の同居家族。60代会社経営男性は8日に「創菜こころ」で飲食をしたという。

 

クラスター認定を発表する県福祉保健部の野㞍孝子技監㊧

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