一流選手が指導 きのくに信金ソフトテニス

きのくに信用金庫(和歌山県和歌山市本町、田谷節朗理事長)の女子ソフトテニス部は15日、同市太田の県立向陽高校を訪問し、同高女子ソフトテニス部に出張指導教室を行った。

新型コロナウイルスにより試合が中止になるなどの影響を受けている部活動やスポーツ教室を応援するため、同金庫ソフトテニス部は指導や練習試合の相手を務める出張教室を企画。今回が2回目の開催となった。

この日は、ソフトテニス日本実業団リーグ戦で準優勝に輝くなどトップレベルの実力を持つ選手6人が参加。同高の1・2年生部員11人を相手に、ショートラリーやサーブ、前衛のボレー、試合形式の練習を行い、共に汗を流した。

同高主将の平井さくらさん(16)は「これまで苦手な部分が改善されていなかったので、この練習で一つでも多く吸収して、技術を身に付けられたら」と笑顔。同金庫主将の井用茜さん(25)は「生徒は理解するのが早く、アドバイスしやすかった。言われたことをまずやってみるという心構えがいいので、そこから自身のやり方を見つけてもらいたい」と話した。

同高顧問の山中資基さん(39)は「女性のトッププレーヤーから細かい視点でアドバイスを頂き、生徒たちの財産になる良い機会だった」と喜んでいた。

 

生徒を指導するきのくに信金ソフトテニス部員㊨

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