商品券盗難120件超 郵便受けから抜き取りか

新型コロナウイルスで影響を受けた地域経済の活性化のために和歌山市が全世帯に郵送した「地域ささえ愛商品券」の盗難被害が相次いでおり、市は注意を呼び掛けている。

市によると、市は1人当たり3000円分の商品券を、10月中旬までに、8月12日時点で住民基本台帳に記録されている約17万6000世帯に郵送しており、今月20日までに122件の被害届が県警に出されている。

何者かが郵便受けに投函(とうかん)された商品券を盗んだとみられ、マンションなどの集合ポストでまとめて5~6件の被害届が出ているケースもある。

24日の定例記者会見で尾花正啓市長は、商品券の配布は簡易書留で行うことも検討したが、時間がかかり過ぎるため断念した経緯を説明。「盗難は危惧していたが、他に(有効な)方法はなかったと思っている」と述べた。

市は、日本郵便の追跡サービスを利用し、商品券が配達されたかどうかを記録している。また、商品券には管理番号がふられており、盗難の届け出があった管理番号は、商品券が利用できる店舗に通知している。

24日時点で、盗まれた商品券が使用されたとの届け出はないという。

商品券についての問い合わせ、相談はコールセンター(0120・931・603、平日午前10時~午後6時)。

商品券配布の経緯を説明する尾花市長

商品券配布の経緯を説明する尾花市長

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