国内線旅客数は5割 10月の関空利用状況

関西エアポート㈱は関西国際空港の10月の利用状況を発表。国際線は一部旅客便が運航を再開しているが、新型コロナウイルスの影響が長期化し、旅客の動きは限定的な状態が続く一方、国内線の旅客数は前年の約5割まで回復した。

総発着回数は5046回(前年比70%減)、国際線発着回数は2577回(同80%減)、国際線旅客便発着回数は376回(同97%減)、国内線発着回数は2469回(同37%減)となった。

航空旅客数をみると、総旅客数は29万4300人(前年比88%減)、国際線旅客数は1万6262人(同99・2%減)と激減が続き、国際線旅客数のうち外国人は9323人(同99・3%減)、日本人は6865人(同99%減)。国内線旅客数は27万8038人(前年比51%減)だった。

国際貨物便は、旅客便減少による供給の逼迫(ひっぱく)が続き、発着回数は前年比77%増の2092回に大幅に増加した。国際貨物の扱い量は6万3270㌧(前年比4%減)となった。

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