大阪への外出自粛要請 感染拡大受け県
新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪府が非常事態を示す「赤信号」を初めて点灯したことを受け、和歌山県は県民に対し、大阪府への不要不急の外出自粛を要請した。期間は、大阪府が府民に要請している期間と同じ4日から15日まで。
4日に会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は、通勤や通学などで大阪へ出掛ける際は、基本的な感染症対策を徹底するよう呼び掛け、「感染経路が分からないケースも増えており、感染がさらに広がる危険性がある」として協力を求めた。
県民へは感染拡大防止策として10項目を明示。特に感染が拡大している地域に出掛けての会食や、接待を伴う飲食をしないこと、集団で遅くまでの会食・宿泊をしないこと、高齢者はカラオケやダンスなどの大規模な催しへの参加を控えること、医療・福祉施設の職員は家族以外との会食を控えることなどを求めている。
また、大阪府から関西広域連合を通じて要請のあった看護師の派遣について、県は15日から2人の看護師を大阪府の重症者治療施設へ派遣することを決めた。
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