劇団ノスタルジア 13日県文で第19回公演

劇団ノスタルジアの第19回公演「バッドタイムズ・グッドタイムズ」が13日、和歌山県和歌山市小松原通の県民文化会館小ホールで行われる。県、市、わかやま新報など後援。

同劇団はオリジナル作品のみを上演しており、作・演出は今回も劇団を主宰する岡崎義章さんが手掛けている。

今作は、長年にわたり人気を競ってきた人形浄瑠璃の一座「嵐花座」と「翼座」のうち、代替わりして嵐花座を継いだ利阿は、ヒット作が書けず、窮地に陥っていた…というストーリー。

「リア王」「マクベス」「ハムレット」「ロミオとジュリエット」など、シェイクスピアの作品から有名な人物が登場し、エネルギッシュな江戸の町を舞台に、あたかも浄瑠璃の人形のように運命に操られる人間模様を描いた作品となっている。

出演は、川崎ゆかり、山下夢乃、中谷由美、北出千佳、藤井大地、中西弘志、松葉彰子、對馬亜矢子、吉田冴、岡崎義章の皆さん。

同劇団は「運命に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生きようとする人々を笑いと涙で描くエンターテインメント作品です。閉塞感漂う世の中に一筋の希望をお届けします」と来場を呼び掛けている。

午後1時半からと5時半からの2回公演。チケットは前売りで一般2000円、中高生1000円(当日は各500円増)。同館や市民会館、和歌の浦アート・キューブで取り扱っている。

問い合わせは同劇団(℡073・456・0414、ウェブhttp://www.nostalgianet.com/)。

劇団ノスタルジアがシェイクスピアに挑戦

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