1年目で一軍登板 入団会見で小林投手抱負

プロ野球・広島東洋カープは15日、広島市内で新人7選手(育成1人を含む)の入団発表を行い、ドラフト4位の智弁和歌山高校3年、小林樹斗投手(17)=和歌山県美浜町出身=は「1年目から1試合でも多く一軍のマウンドに立って勝ちにつなげる投球がしたい」と抱負を述べた。

入団会見は7選手が順に登場し、一人ひとり質問に答える形で進行。小林投手は自身の強味について「持ち味は真っすぐのキレ。真っすぐを中心に相手打者の反応を見ながら変化球を織り交ぜ、打ち取っていくのが自分のスタイル」とアピールした。

目標の選手にヤクルトの奥川恭伸投手を挙げ、「高校2年生の時に投げ合って、本当に引かれる部分があったので、憧れの存在です」。対戦したい打者には巨人の坂本勇人選手を指名し、「甲子園で阪神―巨人を見に行った時、素晴らしい打者だなと思った。レベルの高い打者を抑えてみたい。初球から真っすぐで押していって打ち取りたい」と力を込めた。

最後に「とにかく勝つ。チーム全員から必要とされる投手になりたい。応援よろしくお願いします」。その後、背番号「53」のユニホームに袖を通し、記念撮影した。

 

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