決定に大変安堵 国のIR基本方針受け知事

政府が18日に開いたカジノを含む統合型リゾート(IR)に関する推進本部で「特定複合観光施設区域の整備のための基本的な方針」が決定したことを受け、誘致を目指す和歌山県の仁坂吉伸知事は同日、コメントを発表した。

仁坂知事は「当初の予定より1年程度後ろ倒しになったとは言え、決定されたことに大変安堵している」と歓迎。IRの誘致が和歌山に及ぼす好影響については、「県勢の持続的な発展に寄与することはもちろん、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症が収束した後の県経済の復興に資する強力なエンジンになるものと期待している」との考えを示した。

今後の手続きについては、「IR整備法に基づき、改めて実施方針(案)について、和歌山市及び県公安委員会へ法定協議を実施する」とし、来年1月15日を期限に事業提案を受け付け、来年春には運営事業者を選定し、事業者と共同で区域整備計画を作成するとしている。

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