コロナ中傷対策条例施行 県が差別防止で

和歌山県は24日、新型コロナウイルス感染者や医療従事者らへの差別、誹謗(ひぼう)中傷を禁止する「県新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等対策に関する条例」を施行した。

条例では、コロナに係る誹謗中傷などを禁止し、インターネットの誹謗中傷情報の拡散防止を図るため、プロバイダの責務を規定。県はネットの誹謗中傷などの書き込みのモニタリングを行い、発見した場合はプロバイダに削除を要請する。市町村と連携し、誹謗中傷を行った人に対して削除を促し、従わない場合は勧告を出す。

県は専用の相談ダイヤル(℡073・441・2563、FAX073・433・4540)を設けている。受付時間は土、日曜と祝日を除く平日の午前9時から午後5時45分まで。年末年始の29日~1月3日は休み。

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