十日戎へ福結ぶ 伊勢部柿本神社で縁起物作り

一年の商売繁盛を願う9~11日の「十日戎(えびす)」を前に、〝日方恵比須神社〟として親しまれている和歌山県海南市日方の伊勢部柿本神社(塩﨑昇宮司)では、縁起物の準備が進められている。

6日から3日間、同神社内の参集殿で奉仕活動を行う敬神婦人会睦会のメンバーが作業。枝振りのいい笹に小判やタイ、俵などの縁起物の飾りを手際よく結び付けていった。ことしは約160本、熊手約1000本を用意する。

同婦人会会長の内河恵み子さんは「コロナで大変な時だからこそ、一人でも多くの人に来てもらいたい」と話していた。

塩﨑宮司は「今の状況なので例年より参拝者は少なくなると思うが、神様との絆をつないでもらい、福を授かってもらえれば」と呼び掛けている。

 

笹に縁起物を取り付ける婦人会の皆さん

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