新たに9人が感染 新型コロナ県内786人

和歌山県は12日、県内で新たに20~70代の男女9人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。1人が無症状、8人は症状安定。県内の累計感染者は786人となった。16人が退院し、同日午後1時時点で121人が入院している。

保健所管内別の感染者は、和歌山市8人、橋本1人。和歌山市の感染者は、50代団体職員男性、60代団体職員女性、70代無職男性、50代会社員男性、20代地方公務員男性、40代教職員男性、20代女子大学生、30代会社員女性。団体職員の2人は同居家族。20代地方公務員男性は、すでに感染が発表されている3人の男性警察官と同じ和歌山東警察署地域課に勤務している。橋本保健所管内の感染者は30代男性教職員。同保健所管内の中学校に勤務している。

県内で一日の新規感染者数が1桁となるのは今月4日以来。この日会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は「和歌山市はまだ少し右肩上がりだが、他の圏域の感染がきょうは抑えられている。少し動きが止まってきた可能性がある」との見方を示した上で、「(最近の感染者は)若い人が多く軽症のケースが多いが、高齢者や介護が必要な人に広がってしまうと医療機関の負担が増える。一人ひとりの感染予防対策をしっかりやっていただきたい」と呼び掛けた。

感染予防対策の徹底を呼び掛ける野㞍技監

感染予防対策の徹底を呼び掛ける野㞍技監

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