高齢者の感染増に懸念 コロナ新規感染12人

和歌山県は13日、県内で新たに10~100歳代の男女12人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。2人は無症状、10人が症状安定。県内の累計感染者は798人となり、16人が退院し、118人が入院している。

保健所管内別の感染者数は、和歌山市8人、新宮2人、湯浅1人の他、神奈川県が1人だった。

和歌山市在住の感染者は、100歳代の無職男性、20代高校教職員男性、20代保育士女性、10代会社員男性、20代無職女性、20代会社員男性、40代会社員男性、20代地方公務員女性。公務員女性の勤務先は県警本部運転免許課、仕事は事務で、県民と直に接する業務ではないという。100歳代男性は無症状で、利用者の感染が発表されているショートステイを利用していた。

新宮保健所管内在住の感染者は、同じ会社に勤務している40代と60代の会社員男性。湯浅保健所管内在住の感染者は40代地方公務員女性。

記者会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は、県内の感染状況について「まだまだ油断はできない。入院患者の方の状態が悪化したケースもある」と話し、「高齢者の感染が増えると医療機関の負担が増してくる。医療、介護関係の皆さまにはここでもう一度、さらなる健康管理をお願いしたい」と呼び掛けた。

 

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