32人の絵画・イラスト展 24日までアクア

和歌山県和歌山市満屋のギャラリー&カフェAQUA(アクア)は24日まで、県内外の作家32人による絵画・イラスト展「AQUART2021」を開いており、100点以上の多彩な作品が並んでいる。

出展作家の一人、同市のイラストレーター、Atelier&(アトリエ アンドウ)さんは、岐阜県の「やなか水のこみち」をウシとヤギが旅する様子を描いた。「作品を見てこの場所に行きたいなと思ってもらいたい」と笑顔。アクリル画を出展している紀の川市の中川清次さん(67)は「理屈抜きに作品を見て楽しんでもらえれば」と話している。

投票によって順位を決定するコンペ形式で行われ、会期中にギャラリーを訪れた人は、その場で原画を見ながら投票できる。23日まではメールでも投票を受け付け、住所、名前、作品番号(3点)の記載が必須の他、作品や作家に対する感想も任意で募集している。

同店の吉田雅信さん(50)は「作品の大きさや筆のタッチ、遠くから見たり近くから見たりしたときの印象の違いなど、画面上では伝わりにくい原画の良さを味わいに、ぜひ足を運んでいただきたい」と来場を呼び掛けている。

入場無料。午前10時~午後5蒔。18日は休廊。問い合わせは同店(℡073・463・4640)。

作品の前でイラストレーターのAtelier&さん

 

出展作家の一人、中川さん