宝くじに蔵出しみかん 近畿各府県で販売中

日本農業遺産に認定されている和歌山県海南市下津町の「下津蔵出しみかんシステム」の絵柄をデザインした宝くじが、26日まで販売されている。

第2675回近畿宝くじのデザインに採用された。同宝くじでは、近畿各府県が地域やイベントをPRするデザインが使われており、和歌山県関係ではこれまで、「ねんりんピック」「わかやまサイクリングフェスタ」などがあった。

今回の「下津蔵出しみかんシステム」は、傾斜地に独自の石積み技術による段々畑を作り、ミカン園内に建てた土塀の蔵に収穫したミカンを保存し、甘味を増す「蔵出し技術」などで知られる。持続性の高い農業システムなどが高く評価され、2019年2月に日本農業遺産に認定されている。

近畿宝くじは、1等賞金1000万円(1本)、1等前後賞250万円(2本)などで、販売価格は1枚100円。近畿各府県の売り場や宝くじ公式サイトで購入できる。抽選日は29日。

「下津蔵出しみかんシステム」がデザインされた宝くじ(見本、県提供)

「下津蔵出しみかんシステム」がデザインされた宝くじ(見本、県提供)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧