事業者支援の期限延長 コロナで和歌山市

和歌山市は、新型コロナウイルスにより売上減少などの影響を受けている事業者に対する三つの支援策について、当初1月下旬だった申請期限を2月26日まで延長し、活用を呼び掛けている。

対象は、事業者家賃支援金、テイクアウト・デリバリー支援補助金、プレミアム付飲食クーポン事業補助金の3事業。

事業者家賃支援金は、テナントの家賃や駐車場、資材置き場の賃料などの経費を対象に、最大40万円を支援するもの。昨年末時点で58件を交付している。

テイクアウト・デリバリー支援補助金は、飲食物の持ち帰りや宅配を行うための関連経費に最大10万円の補助を行う。同時点で124件を補助している。

プレミアム付飲食クーポン事業補助金は、先払いのプレミアム(お得分)付飲食クーポンを発行する際に、プレミアム分を最大10万円補助する。同時点で93件が執行されている。

また、飲食事業者が行う換気設備やアクリル板の設置などに対し上限10万円で全額補助する「感染拡大防止対策促進奨励金」も、2月26日まで受け付けており、1月6日時点の申請件数は366件となっている。

各支援事業の詳細は市ホームページに掲載している。問い合わせは、家賃支援金とテイクアウト支援補助金が産業政策課(℡073・435・1040)、クーポン事業補助金と感染拡大防止対策促進奨励金が商工振興課(℡435・1233)。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧