道路、観光、防災など推進 ふるさと振興、本年のテーマ

門 博文

新年を迎えて早いもので間もなく1カ月が過ぎようとしています。本年、最初の投稿ですので改めまして今年もよろしくお願い申し上げます。さて通常国会は去る18日に召集され憲法にあるように150日間の会期で予算案や法案の審議、そして政府と与野党の論戦が始まっています。そして何よりも今国会は目下の最重要課題である「コロナ対策」についても多くの時間が割かれると思います。所属の厚生労働委員会でも感染症法や検疫法が議論される予定になっており逐次ご報告させていただきます。
この度の年末年始、特にお正月は例年とは随分と違ったものになってしまいました。ふるさとへの帰省ができなかったり初詣も各所で例年よりも人出が少なかったようです。出初式や成人式も通常とは違った形での開催となりました。終戦すぐの年末年始やお正月がどうであったのかは知りませんが、今を生きているほとんどの人にとっては生まれて初めての体験となりました。一日も早くこの禍が収束して「日常」を取り戻せるよう祈るばかりです。政治や行政が、特に国がやらなければならないことも多いですのでしっかり頑張ります。
前置きが長くなりましたが年初ですので今年、特に取り組んでみたいテーマについて箇条で簡単にお示しいたします。
①道路整備
先の国体に合わせて高速や高規格道路の整備が進みました。また市内の都市計画道路も着実に建設されています。建設のピッチをあげて産業の育成と利便性の向上を図ります。
②港湾整備
和歌山港の開発、利用促進を進めます。全国各地には港湾を中心に都市の発展が進められている先進例がたくさんあります。和歌山も地の利を活かし「港町 和歌山」を目指します。
③観光振興
現在、コロナで大変な影響を受けていますが収束後は必ず多くのインバウンドもまた訪日されるはずです。昨年の「県内修学旅行」の実施もありましたが感染防止を徹底して今の間に県民が和歌山を知る「ふるさと再発見の旅」も推進できればと思います。知って初めて宣伝できる、人に話せる、です。
④農業振興
全国で大学の農学系学部がないのは本県も含めてごく僅かです。「農業の発展なくしてふるさとの発展なし」。大学の設置を契機にして基幹産業として本県の農業を振興できればと思います。
⑤子ども、子育て支援
コロナ禍の影響は各所に及んでいますが子どもたちにも大きな影響が及んでいます。昨年は長きにわたる「一斉休業」が行われ、それに伴って大切な学校行事も中止や規模、内容の縮小などがなされました。特に卒業式や入学式、修学旅行など二度と取り戻せない思い出づくりはわれわれ、大人が責任を持って対応してあげなければなりません。その上で子ども、子育てをしっかり応援してまいります。
⑥災害対策
自然災害への対応は喫緊の課題です。風水害や地震、津波対策も万全を尽くさなければなりません。今回、「国土強靭化」を加速させるために5年で15兆円の予算が計上されることとなりました。本県の「県土強靭化」を推進します。
⑦IR誘致
本年には県がタッグを組む事業者が決定すると聞いています。建設投資、雇用、事業によるさまざまな産品の継続的な購入など、どれをとっても本県には魅力です。人口90万人の和歌山にとっては期待の事業です。
⑧和歌山―淡路連絡道路計画の推進
かつて構想された大きな計画ですが長らく凍結されていました。夢を再び。千里の道も一歩から、です。
以上、今年も頑張ってまいります。

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