幼稚園でクラスター コロナ新たに15人

和歌山県は29日、県内の幼児から80代の男女15人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染者数は累計1047人。16人が退院し同日午後1時時点で113人が入院している。

15人の保健所管内別の内訳は和歌山市が6人、田辺が7人、岩出が2人。

すでに感染が確認されている田辺保健所管内の50代女性が所属する田辺市上冨田町の学校法人聖ヨセフ学園岩田幼稚園の役員や職員5人、男児1人の感染が分かった。県は22例目となるクラスター(感染者集団)に認定した。一部でマスクを着けずに会話をする場面があったという。

15人のうち新規の3人は感染者との接触はなかったといい、感染経路は不明。県福祉保健部の野㞍孝子技監は「職場ではマスクの着用をしてほしい。症状がある場合は早く医療機関を受診してください」と呼び掛けた。

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