中山さん2年連続最優秀 熊野牛の種牛共進会

和歌山県特産の高級和牛「熊野牛」の最も優れた繁殖用雌牛を選ぶ第2回県種牛共進会が田辺市で開かれた。第1区(若雌の1、12カ月以上17カ月未満)の最優秀賞(公益社団法人全国和牛登録協会会長賞)には紀の川市の中山郷史さん生産の「こずえ」号が選ばれ、中山さんは2年連続の栄冠。第2区(若雌の2、17カ月以上1産まで)の最優秀賞(県知事賞)にはかつらぎ町の楠本哲嗣さん生産の「しろばら」号が選ばれた。

熊野牛の改良を促し、畜産振興を図るため、県種牛共進会が主催。県内の畜産農家から第1区に13頭、第2区に10頭が出品され、発育の程度や体型の美しさなどを総合的に審査した。

その他の入賞牛、生産者は次の通り。

【第1区】優秀賞二席(県農業協同組合連合会代表理事理事長賞)=ひさふじひめ号(神下勝幸、岩出市)▽優秀賞三席(公益社団法人畜産協会わかやま会長賞)=まさなお号(山口昌一、新宮市)

【第2区】優秀賞二席(県農業共済組合長賞)=なんきしらくに号(長谷川寛、白浜町)▽優秀賞三席(熊野牛産地化推進協議会会長賞)=みくにさつき号(神下勝幸、岩出市)

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