非接触体温計を寄贈 JA共済が県内390校に
新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらおうと、全国共済農業協同組合連合会和歌山県本部は3日、非接触体温計390台を県教育委員会に寄贈した。順次、県内全ての小中、義務教育、特別支援学校に1台ずつ配布される。
この日、同運営委員会の次本圭吾副会長らが県庁南別館を訪問。次本副会長が宮﨑泉県教育長に目録を手渡し、趣意を伝えた。
JA共済では、次代を担う小中学生に相互扶助や思いやりの精神を伝えるとともに、書写や美術教育への貢献を目的に、毎年「小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」を実施している。しかし2020年度は新型コロナウイルスの影響で初の中止となったことを受け、児童らの健全育成に役立てる今回の寄贈につながったという。
目録を受け取った宮﨑教育長は次本副会長に感謝状を贈り、「各学校が今回の寄付を待ち遠しく思っており、非常にありがたい。日頃から助けていただき、敬意を表するとともに、今後も子どもたちのためのバックアップをお願いしたい」と感謝を伝えた。
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