老人ホームでクラスター 感染累計1108人

和歌山県内では6~7日、新たに男女計10人の新型コロナウイルス感染が発表された。県内の累計感染者は1108人となった。7日午後1時時点で74人が入院している。

県は、6日に8人、7日に2人の感染を発表。保健所管内別の感染者数は、6日が和歌山市6人、岩出1人、大阪府1人。7日は和歌山市2人。7日は岩出保健所管内在住で大阪府内の介護事業所勤務の30代女性の感染も発表した。勤務先で陽性者が確認されたため接触者として検査を受け陽性と判明した。大阪府の感染者に計上される。

年代別では、6日が40代1人、60代3人、80代2人、90代2人。7日は20代と60代で1人ずつ。

入院患者や看護師の感染が判明しクラスター(感染者集団)に認定された和歌浦中央病院の関係では、新たに入院患者2人の感染が判明。いずれも今月2日の検査では陰性だったが、その後症状が出た。

また、和歌山市小雑賀の介護付有料老人ホーム「第2あすか苑」で新たに利用者4人の感染が判明。5日に入所者1人、職員3人の感染が発表されており、県は県内26例目のクラスター(感染者集団)に認定した。同施設の関係では、1月29日まで同施設で実習を行っていた女子専門学校生の感染が判明した。

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