新たに11人感染 病院クラスター計16人に

和歌山県は12日、県内で新たに20代から70代の男女11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の累計感染者は1140人となった。11人が退院し、12日午後1時時点で61人が入院している。

保健所管内別の感染者数は、和歌山市10人、橋本1人。年代別では、20代4人、30代3人、70代2人、40代と50代が1人ずつ。

すでに看護師や入院患者の感染が判明し、クラスター(感染者集団)に認定された和歌山市の済生会和歌山病院の関係では、新たに医師3人、看護師2人、作業療法士1人、理学療法士1人、放射線技師1人、入院患者1人の計9人の感染が判明。同病院のクラスターは計16人となった。同院では救急外来や入院、外来の受け付けを休止している。

また、入所者や職員の感染が判明しクラスターに認定された介護付有料老人ホーム「第2あすか苑」の関係では、入所者の70代男性の感染が判明。重症という。クラスターは11人となった。5日に検体を採取したところ陰性だったがその後発熱、せきなどがあり11日に再度検体を採取したところ陽性が判明した。肺炎像が確認されている。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧