特殊詐欺に気をつけて 西署など郵便局で啓発

和歌山中央郵便局(和歌山県和歌山市一番丁、石橋守局長)は毎月10日の「特殊詐欺被害防止強化の日」に合わせて今月10日、和歌山西署と連携し同局前で特殊詐欺被害防止を呼び掛けた。

石橋局長をはじめ、和歌山西署、同署金融機関防犯協議会、郵便局キャラクター「ぽすくま」らが注意喚起を促すチラシやグッズなどを郵便局利用者や通行人に配布した。

県内では、ことしに入ってから2月末現在で警察官や金融機関の職員、市町村職員などをかたり、現金やキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺被害が9件発生し、被害額は315万円に及んでいる。特に還付金詐欺が増加傾向にあるという。

県警は3月1日に24時間対応の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル「0120・508・878(これはわなや)」を開設して被害の未然防止に努めている。

同署生活安全課の上野紗代警部補は「お金を振り込む前にまず詐欺ではないか確認することが必要です。皆さんとの絆で力を合わせて詐欺を撲滅しましょう」と注意を呼び掛けた。

通行人に啓発チラシを配る署員㊨

通行人に啓発チラシを配る署員㊨

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