うららかに桜が満開 和歌山城公園にぎわう

和歌山市の桜が見頃を迎え、約600本の桜がある和歌山城公園は26日、花見を楽しむ家族連れらでにぎわった。

同市の桜は昨年より4日、平年より8日早く開花し、すでにほぼ満開。今週末は28日の日曜日が雨の予報のため、26、27日が花見のピークになりそう。

同公園では市が4月4日まで「桜まつり」を開催し、夜桜のライトアップなどを実施中。コロナ禍で昨年は宴席禁止だったが、ことしは大人数や長時間の宴会の自粛を求めるにとどめ、「家族などで静かに楽しんで」と呼び掛けている。

26日の市内は暖かな陽気となり、正午ごろの公園内には、満開の木の下にシートを広げ、昼食を楽しむ家族やグループ、桜を眺めながら散策する人、屋台を楽しむ人などの姿が見られた。桜の下で3歳の息子の写真を撮っていた同市島崎町の女性(28)は「昨年は花を見るだけでしたが、ことしは桜の近くでお昼ご飯も食べられてうれしいです」と話していた。

桜満開の公園内を散策する人たち

桜満開の公園内を散策する人たち

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