新たに20人が感染 拡大地域への外出自粛を

和歌山県は6日、県内で新たに幼児から90代までの20人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の累計感染者は1384人となった。一日の新規感染者数が20人台となるのは1月21日以来。6人が退院し、6日午後1時時点で164人が入院している。また、これまでの感染者で新たに9人の変異株も確認した。

保健所管内別の感染者数は、和歌山市15人、岩出2人、橋本1人、大阪府から田辺保健所管内に帰省が2人。4人が無症状。和歌山市の80代無職女性が重症となっている。

和歌山市の感染者は、60代無職女性、40代会社員女性、男子小学生、女児、70代パート職員男性、60代自営業女性、70代自営業女性、70代無職女性2人、50代パート職員女性、30代会社員男性、90代自営業男性、80代無職女性、40代会社員男性、20代会社員女性。

岩出保健所管内の感染者は、70代無職女性、20代無職女性。

感染者の中には、カラオケ店を利用した事例が複数あった。

県福祉保健部の野㞍孝子技監は6日県庁で記者会見し、「感染者が右肩上がりで増えており、今強い危機感を持っている。和歌山市で急増しており、県内への波及が危惧される」と厳しい表情を見せた。県民に向けて「大勢で集まる飲食や感染拡大地域への不要不急の外出はぜひ慎んでいただきたい」と呼び掛けた。

「強い危機感を持っている」と話す野㞍技監

「強い危機感を持っている」と話す野㞍技監

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