「公平忠誠」胸に進む 県警察学校で入校式

和歌山市木ノ本の県警察学校で7日、入校式が行われ、62人が警察官や一般職員として新たな一歩を踏み出した。

新入生は、初任科第151期生(短期課程)23人、初任科第152期生(長期課程)27人、初任科第42期生の一般職員12人。全入校生のうち、女性は18人。

式では親家和仁本部長が辞令を交付し、訓示で「悪と対峙(たいじ)する熱い気持ちを持ち続け、謙虚な姿勢を忘れず、人それぞれの能力を生かし、組織に貢献できるよう努力を続けていただきたい」と呼び掛けた。

短期課程の隅谷和樹さん(26)が「良心に従い、不偏不党かつ公平忠誠に警察職務の遂行にあたることを固く誓います」と宣誓。隅谷さんは式典後「災害の際にいち早く現場に駆け付けて、人々の命を守る仕事がしたいと考えております。仲間と共に切磋琢磨(せっさたくま)し、一人前の警察官になりたいです」と話した。

今後、第151期生は約6カ月間、同152期生は約10カ月間の初任教養を、初任科第42期生の一般職員は約4週間の採用時教養を受ける。

宣誓する隅谷さん

宣誓する隅谷さん

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