黄旗で横断アピール あいおいニッセイが寄贈

あいおいニッセイ同和損害保険㈱和歌山支店(和歌山市三木町中ノ丁)は7日、県交通安全協会和歌山東支部に横断用の黄旗200本を寄贈した。

社会貢献の取り組みとして2001年、同社と関連会社の役職員による任意の募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」を設置し、黄旗をはじめ車いすや福祉車両など、さまざまな寄付活動をしている。同支部への寄贈は2012年以降、毎年春と秋の全国交通安全運動に合わせて行っており、今回で18回目。

寄贈式は同支部(同市栗栖、和歌山東署内)で行われ、久綱二美恵支店長と立石英一顧問、同支部の新家啓吾支部長と岩井敏充事務局長、和歌山東地区交通安全母の会が出席した。

久綱支店長は「黄旗を使って横断歩道を渡れば、ドライバーへの目立ち方が違うので、ぜひ活用してもらいたい。事故を1件でも減らし、安全教育に活用してもらうため、今後も定期的に寄贈していきたい」と話し、新家支部長は「子どもの尊い命を守るため、継続的な活動をしていただき感謝している」と伝えた。

黄旗は今後、東署管内の小学校区で活用されるといい、同会の尾﨑好美さんは「点滅信号では、子どもたちがボタンを押していても気づかないドライバーもいるので、目立つように黄旗を持って渡れることはありがたい」と話していた。

 

黄旗を寄贈した久綱支店長(前列中央)と県交通安全協会和歌山東支部、和歌山東地区母の会の皆さん

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